2024/3/23「えっ!知らなかった! 小池都政のここがモンダイ」。都議、研究者が語る。

3/23(土)『えっ!知らなかった! 小池都政のここがモンダイ』勉強会を開催しました!参加者は70名。熱気ある勉強会になりました。

 

 

 

 立憲民主党:西沢都議は「小池都知事は、実は都政に関心がない。関心があるのは自分のパフォーマンスだけ。」という問題を指摘されました。「都の職員は小池都知事の顔色を見る忖度政治になっている。都民のことを考えた起案は採用されず、都知事のパフォーマンスが上がる起案が採用される。忖度上手な幹部が権勢をふるう状態になっている。」「コロナ対策も検証しない、検証すると判断ミスがばれるから。」「『築地を守る』という公約はどこへ行ったのか?平気でうそをつく。」などなど、どれも大きな問題を指摘されました。

 日本共産党:白石都議は「小池都知事は都民の暮らしに関心がない。」という問題を指摘。「16.5兆円というスウェーデン国家予算並みの財政規模なのに、都庁前には毎週土曜の食糧配布に700人が並ぶ。増収でやったのは都庁を照らすプロジェクションマッピング。これに年間22億円。」「75歳医療無料化への一歩を踏み出すことやシルバーパス無料化などの福祉施策をできる財政規模なのにやらない。」「タワマン建設に630億円使うなど大型開発や道路拡張にはお金をつぎ込むが住宅の耐震化予算は削減する。」「夜間定時制高校も縮小廃止していく。」「英語スピーキングテストにかける予算で英語(英会話)教員を雇用すると700人雇える。使い方を間違っている。」など予算の使い方が都民の暮らしに向いていないことを具体的に指摘されました。

東京・生活者ネットワーク:岩永都議は「『生活しやすい東京』には興味がなく、『国家戦略特区』とか『金融特区』に興味がある。」という問題を指摘をされました。「高校授業料無償化・018サポート・給食費無償化の1/2支援・お米クーポン券など、実はどれも独断で決めたパフォーマンス。」「グリーン・ビズと言いながら無電柱化のために街路樹を数千本伐採する計画」「情報公開が一丁目一番地の公約と言っていたのに『白塗り・黒塗り』が横行。」「関東大震災時の朝鮮人虐殺への追悼文を止めるなど人権にも冷淡。」などの指摘をされました。

 

 そして3人の都議さんが共通して指摘していたのは「議会で気に食わない質問への答弁に立たない」ということ。「私の質問にヤジを飛ばしていたのに答弁には立たなかった」というオドロキの事実も。

 そして安達智則さんからは「都独自のコロナ対策費は1人当たりにすると実は少ない方。」「『未来の東京戦略2024』では神宮外苑は六本木・渋谷・新宿・池袋などと同列の開発拠点」「保健医療局と福祉局を分離させたので医療と福祉の連携が遠くなっていく。」など総括的な問題を指摘されました。(詳しくは安達先生のレジュメをご覧ください。)

 

その後、質疑になると17もの質問が出されました。

とても勉強になる動画(撮影:川島進)をご覧ください。 

https://www.youtube.com/watch?v=nkLqQySkLxk

 

 7月7日の投票日は七夕です。今年の七夕は短冊に願いを書くだけでなく、投票用紙にも願いをこめましょう!(文責 韮澤進)